2020年4月1日水曜日

郵送でのお申込みについて

今年の春は、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスにより、皆様大変な思いをされていることと存じます。
水天宮では、現在ご祈祷も毎日行っておりますが、ご参拝が叶わない方々のために、郵送によるお預かりのご祈祷並びに御守の授与を行っております。外出を控えなければならない状況の中、多くの方からお申し込みをいただいております。
お預かり祈祷の様子(早朝に神職一人で行っております)
☆郵送でのお預かり祈祷について
①ご祈願内容、ご祈願者のお名前(ふりがな)、住所(市区町村まで)を記入した用紙
②ご祈祷料(電話にてお問合せ下さい)
  
☆郵送での御守授与について
①御守の種類、御守をお持ちになる方のお名前(ふりがな)、住所(市区町村まで)を記入した用紙
②御守初穂料(電話にてお問合せ下さい)

郵送でのお申込みは、すべて現金書留でのご対応とさせていただきます。
お問い合せ:03-3666-7195 水天宮社務所(午前9時~午後2時)
  
水天宮では、皆様に安心してご参拝いただけるよう、できる限りの対策を実施しております。一日も早い収束と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

2020年3月15日日曜日

桜の季節によせて

昨日早くも、気象庁から東京の桜の開花が発表されました。
神様の依り代となる植物といえば、榊などの常緑樹が思い浮かびますが、昔は桜も神様が宿るといわれ、花が咲く頃になると山の神様が里の桜に宿り、田植えが終わるまで里に滞在すると信じられていました。農作業開始の目安となる桜の木は神聖視され、料理やお酒をお供えして豊作を祈り、農民たちは宴を行っていたといわれています。
サクラという名前の由来は、田の神を示す「サ」に、神の鎮座する「クラ」からという説、また、動詞の「咲く」に接尾語の「ら」がついたなど様々な説があります。
桜にゆかりある神様といえば、「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」が有名です。初めて桜の種を日本に蒔いたともいわれ、桜の名前の由来ともいわれています。

私たち巫女が御祈祷で頭に付ける簪(かんざし)も、梅から桜へと変わりました。草花を通じて季節の移ろいを感じることができるのも、四季の変化がはっきりしている日本ならではの魅力のひとつだと思います。皆様も今年はささやかなお花見になると思いますが、美しい神様の姿を想像しながら桜を眺めてみてはいかがでしょうか。

 ☆みすゞおびで布マスク作成セットを頒布しております☆
現在、マスク不足になっている中、少しでも皆様のお役にたてればと思い、布マスク作成用の布と型紙のセットをご用意しております。
当社の御子守帯と同じ布でマスクを作成していただけるものです。1セットで2つのマスクを作ることができます。実際に作ってみると、思った以上に簡単です。あらためて、御子守帯の活用法として多くの方に知っていただければ嬉しいです。

2020年3月1日日曜日

おひなさま

有馬家所蔵の雛人形
33日は桃の節句です。女の子の健やかな成長を願って、雛人形や吊るし雛を飾ったり、蛤(はまぐり)、ちらし寿司・あられなどをいただきます。
もともと節句とは1年を24節に分けその節目として行事を行う中国の風習で、特に上巳(じょうし)すなわち3月上旬の巳(み)の日には水辺で禊(みそぎ)を行っていたものが、33日に盃を流水に浮かべ酒を飲む「曲水の宴」として日本に伝わり、奈良時代には宮中の年中行事として行われるようになりました。

2020年2月15日土曜日

鳥居のおはなし

神社にお参りする際、最初に目にするのは鳥居です。地図でも神社を表す記号として用いられ、神社を象徴するものでもあります。
そんな鳥居には、神様を祀る神聖な場所(神域)と、私たちの住む世界(俗界)とを分ける、結界の役割があります。神社の中には、本殿を持たず山などの自然物をご神体や依代としてお祀りしているところもあります。その前にたてられた鳥居により、神様のご存在が示されます。
鳥居の由来には諸説ありますが、『古事記』には、天照大御神が天岩戸に御隠れになった際に、八百万の神々が長鳴鳥(ながなきどり)いわゆるニワトリを木に止まらせて、お出ましを願ったことが記されています。この時の止まり木から、鳥居と呼ばれるようになったという説です。他にも「通り入る」が訛(なま)ったとするものや、外国からの渡来説などもあります。
鳥居は神社によって様々な種類があり、大きく分けると神明系と明神系に分けられます。水天宮のように鳥居上部の横柱が一直線になっているのが「神明鳥居」。横柱の両側が上向きに反っているのが「明神鳥居」です。他にも両部鳥居や三輪鳥居といった少し変わった鳥居もあり、大きさも様々です。
ところで、神社では「二拝二拍手一拝」のお作法でお参りしますが、他にもいくつかの決まった作法があることはご存知でしょうか。鳥居をくぐる際、一礼するのも作法のひとつ。そして参道は正中(真ん中)を通らずに、なるべく左右どちらかを歩きましょう。
手水舎で手と口を清め、俗世から神域へと進み、心静かに神様と向き合い、日々の感謝とお願い事をお伝えしましょう。神社にお参りするときには、ぜひ鳥居の形や参拝の作法を意識してお参りしてみてくださいね。

2020年2月1日土曜日

年男・年女・厄年の人は豆をまこう!

2月3日は節分です。「節分」とは季節の変わり目のことで、年に4回ある立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれ前日をさしていましたが、旧暦で立春を年の始まりの重要な日とすることから、立春の前日を特に節分というようになりました。季節の変わり目は邪気が入り込みやすいとされ、その邪気や鬼を追い払うために煎った大豆をまく行事は室町時代に始まり、江戸時代になると庶民の間に広まりました。
昨年の様子
さて、神社仏閣では、生まれた年の干支を迎えた「年男」「年女」と呼ばれる人が豆まきを行うことが多いですね。今年ですと、子年生まれの方になります。年男・年女は年神様のご加護をたくさん受けられる縁起の良い年回りとされ、節分で豆をまくことでより福を招き、豆を拾う人にも福をおすそ分けできるのです。
また、厄年の人も豆をまくとよいといわれます。一年を通じて病気や事故にあいやすいなど、厄年にネガティブなイメージをお持ちの方も多いと思います。外からの災いだけでなく、自ら犯した「罪・穢(つみ・けがれ)」つまり、日常の何気ない恨みや妬みなどが積り積もって災いとなり、自分自身にふりかかることも厄といえます。しかしながら、「役年」として人生の節目に各々相応な役割をいただき、それを達成するための困難を乗り越える年でるという考え方もできます。
年女年男と厄年が重なる方もいらっしゃいます。新しい年を迎えるための厄払いとしてぜひ豆をまき、今年も皆様にとってすばらしい1年となるようお祈り申し上げます。

☆水天宮節分祭豆まき行事のご案内
水天宮では年男・年女・厄年にかかわらず、どなた様でも豆をまくことができます。当日の申込みもできますので、皆様のご参加をお待ちしております。
特別ゲストによる豆まきやミニライブもございます。詳しくはこちら

※節分祭当日は御祈祷の受付が13時までとなりますので、ご了承ください。

2020年1月15日水曜日

神様のおちからをいただきましょう

令和初めての新年を迎え半月がたち、今日115日は小正月です。
この日で一連のお正月の行事が終了し、年末から忙しく働いてきた女性たちがやっと休息をとり、また京阪地域では女性が新年の挨拶回りをする習慣もあることから、別名「女正月」とも呼ばれます。
さて、小正月には小豆粥(あずきがゆ)を食べて、一年の邪気を払い無病息災を願います。旧暦で15日は望月(満月)であることから、望(もち)の日の粥→餅の日の粥となり、鏡餅を割って入れた小豆粥や小豆雑煮として食べることが行われてきました。
お餅も小豆もハレの日の食べ物です。古来これらは日常すなわちケの日の食べ物ではなく、神事でのお供え物で、神様からのおさがりとしていただく特別なものでした。
お正月でのおせち料理も、年神様をお迎えしておもてなしするためのもので、おさがりとして食べることで、神様のお力を分けていただく意味があります。
皆様もぜひ小豆粥を作って食べてみてください。神様の恩恵を授かり、皆様にとってより良い1年となりますように、お祈り申し上げます。
 ☆ミニ知識 ~お年玉はお餅だった!?~
鏡餅は年神様の依り代。鏡餅を年神様からのおさがりとして、年少者に分け与えたことが由来し、「御歳魂」と呼ばれ、現代のお年玉につながっています。

2020年1月1日水曜日

令和二庚子歳 新年を迎えて

 新たな年を迎え、皆様におかれましては、益々ご清祥の御事とお慶び申し上げます。
さて、本年は庚子の年でございます。「庚(かのえ)」は「更(こう)」と同じ音であることから、成長を終えた草木が次の世代を残す為に花や種子へ変化しようとする状態を表すといわれております。そして「子」は新しい生命が種子に宿り芽生え始める状態を表します。陰陽五行では水気の陽に属します。まさに令和という新しい時代を見据えて、様々な変化に対応しうる体制を整える地固めの年となるでしょう。
本年は愈々、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。日の丸を背負い活躍する選手達の勇姿は、スポーツへの親しみはもちろんのこと、子供達に夢を与える大きな力をもたらしてくれます。日本国民が団結し、笑顔で皆様をお迎えする「おもてなし」の心は、日本の魅力を世界へ発信し、日本の素晴らしい文化を知っていただく機会になるのではないでしょうか。
 また昨今、台風や豪雨による甚大な自然災害が発生し、全国各地で被災されました多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。私達の生活に“必要不可欠な水”は時に“猛威を振るう水”へと変化することもあります。当社では、被災地の一日も早い復旧・復興・安全を祈り、毎月十一日に全日本災害復興祈願祭を平成二十三年四月より斎行しております。今後とも水天宮職員一同、全身全霊を傾注(けいちゅう)して、神明奉仕に励んで参ります。
本年も、ご参拝の皆様方の益々のご多幸とご健勝をお祈り申し上げ、新年の御挨拶とさせて頂きます。

   令和二年一月元旦
宮司 有馬 頼央