2021年8月12日木曜日

“神様”が守ってくれる~「安産御守」のお話~

皆さまもご承知のことと思いますが、御守とは、“神様の神霊(みたま)を宿したもの”です。

御守といえば、かわいい巾着型という印象がありますが、近頃は御守も多様化しており、ストラップ型や、カード型など、神社やお寺でユニークなものを見かけることも多くなりました。しかし当社の安産御守「御子守帯(みすずおび)」は、水天宮の安産信仰の由来となった生成りの腹帯で、戌の日の早朝、宮司自らがご祈祷を行い、安産のご神徳を込めた御守そのものです。

参拝者様より「安産御守だけ下さい」と言われます…が、「安産御守=御子守帯一式」・「安産御守=小布御守一式」のどちらかしかございません。

神様にお守りいただくのですから、なるべく肌身離さず大切に扱ってください。帯を身に着けることができない時は、投げてしまうのではなく、大切に保管しましょう。そして、巾着型の御守や福戌御守をお身近にもち、過ごしましょう。

御子守帯は、無事出産が終わったら、赤ちゃんの肌着や沐浴用のハンカチやスタイなどに作りかえることができます。お母さまを守っていただいた後は、お子様の無事成長を願う気持ちも込めて、是非使っていただくことを勧めています。

※必ず出産後にハサミを入れましょう。お願い事が成就する前の御守にハサミを入れることになってしまいます。

常に感謝の気持ちをもって御守を身につけていただくと、より神様を近くに感じながら毎日を過ごすことができるのではないでしょうか。