昨日の大祓で半年間の罪穢れを祓い清め、いよいよ今日から亥年の後半が始まります。
皆様は、神社の社殿で❤(ハート)の形を目にしたことはありますか?水天宮でも、社殿の外側、内側ともに見ることができます。
これは「猪の目(いのめ)」と呼ばれる日本に古くから伝わる文様のひとつで、神社・仏閣・お城などの建築や、日本刀の装飾としても用いられています。
ハート型は西洋では心臓や愛のシンボルとして知られますが、日本ではなんと魔除けの印として使われています。イノシシの目の形を模して、猪突猛進の力強さにあやかるといわれますが、もともとは、屋根から下げる懸魚(げぎょ)がそのルーツにあるという説があります。大陸から伝わってきた建築様式で、元はその名の通り魚を模した懸魚を木造の建物に付けることで、水の力で火伏とする信仰があったようです。
下の写真は寳生辨財天社の屋根の写真です。これは兎毛通(うのけどおし)という種類の懸魚ですが、別名「猪の目懸魚」とも呼ばれます。イノシシの顔と頭を模しているといわれています。イノシシは木火土金水の五行の中で水に属し、火除けとして猪の目が建物のあちらこちらに配されるようになり、次第に魔除けの印としても普及したともいわれています。
下の写真は寳生辨財天社の屋根の写真です。これは兎毛通(うのけどおし)という種類の懸魚ですが、別名「猪の目懸魚」とも呼ばれます。イノシシの顔と頭を模しているといわれています。イノシシは木火土金水の五行の中で水に属し、火除けとして猪の目が建物のあちらこちらに配されるようになり、次第に魔除けの印としても普及したともいわれています。
さて、今月は七夕の季節です。七夕といえば織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)のお話が有名ですね。当社でも、境内に七夕飾りが綺麗に飾られ、願い事を書いた短冊を吊るすことができます。皆様に書いていただきました短冊は8月7日の「七夕まつり」に心願成就・除災招福としてご祈願致します。(ご祈祷料として200円お納めいただいております。)皆様ぜひ七夕短冊を書きにいらしてくださいね。
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