2018年9月15日土曜日

御子守帯を新たなかたちへ ~帯プロジェクト~

本日、戌の日で多くのご妊婦様がお参りに来られ、当社の安産信仰の由来でもある安産御守「御子守帯」をお受けになりました。ご妊婦様は帯をお受けになっても、「帯祝いの際に帯は巻くのですが、その後は忙しくなかなか巻くことができなくて…。」との声も聞かれます。

当社では、お子様が無事に産まれた後の御子守帯を、「新たなかち」へと作り変える『帯プロジェクト』に取り組んでいます。近頃は多くのお母様方から共感を頂き、沐浴の時にお体を拭くのに使用したり、またハンカチや、赤ちゃんのお洋服へと作り変えている方が増え、SNS等で作品を投稿される方もいらっしゃいます。 
御子守帯は、昔ながらの晒木綿の帯です。化学染料を使用せず、優しい肌触りで、通気性・吸水性にも大変優れています。また帯を巻くことは、冷えの改善や腰痛予防にも良いと言われています。大学の服飾科で学んだ私も、約5mの御子守帯一体からどれだけのハンカチを作ることが出来るのか、試してみました。※今回は、手縫いではなく、ミシンで試してみました。            
すると、御朱印の部分を除いても、ハンカチ(32.5㎝正方形)を枚作ることができました。
お腹のお子様を守り育んだ御子守帯が「新たなかたち」として受け継がれていく神社にご奉仕している私達にとっても、この広がりはとても嬉しく感じます。
お母さまからお子様へ“世界に一つだけの素敵な贈り物” 是非作ってみて下さい。
☆簡単!ハンカチの作り方☆

*帯の御朱印の部分は、記念として大切にお持ちいただくか、神社にお納め下さい。神社にお持ち頂ければ、お焚き上げ致します。