2018年6月1日金曜日

"赤"に宿る力

梅雨の季節となり、湿気の多い日も多くなりますね。
さて、今回のブログは”赤”をテーマにおおくり致します。
下記写真は、江戸鎮座二百年奉祝祭を記念し、江戸時代の浮世絵に描かれていた水天宮の赤い幟(のぼり)を再興し、掲げたものです。

「百福駢臻」(ひゃくふくならびいたり)    「千祥鱗集」(せんしょうりんしゅうす)
この二つの言葉の意は、”水天宮の大神様の広大無辺な御神徳により、ご参拝の皆様に多くの幸せが訪れる”というとても縁起の良い語句として伝えられています。
そして、幟の色である赤色は、赤飯や祝儀袋の水引など、日本人にとってめでたい特別な色でもあり、太陽の力強さや生命力を表し、魔除けの色でもあります。また神道では、「赤き心」=「明き心」として表され、邪心の無い清らかな心のことをいいます。
当社でも、戌の日に限り、赤色の除災招福の福絵馬を頒布しております。

江戸に水天宮が御鎮座して二百年。このおめでたい年に、皆様が神様とのご縁を結び、御神徳をいただかれますよう、お祈り申し上げます。

☆ご案内☆
今年一年、江戸鎮座二百年記念御朱印も頒布しております。