2017年10月15日日曜日

七つまでは神の内 ~七五三まいり~


境内は晴れ着を着たお子様で賑わう季節となりました。

七五三詣りは、お子様の健やかな成長とこれからの無事を神様へ祈る人生儀礼です。
三歳で男女共に髪を伸ばし始める「髪置(かみおき)」、五歳で男児が初めて袴を付ける「袴着(はかまぎ)」、七歳で女児が大人と同じ帯を締める「帯解(おびとき)」という古くより行われてきた儀式の名残といわれています。江戸時代、将軍徳川綱吉公が11月15日に長男の健康を祈願したことに始まるとされ、主に関東の風習として広く庶民の間でも行われるようになりました。
「七つまでは神の内」という言葉があります。医療の発達していなかった時代は、子供が無事に育つのは大変なことで、神様からお預かりしている子供の命を、祈りながら大切に育てていました。
七五三詣りには、昔の人々の感謝と祈りが今も変わらず受け継がれているのですね。

七五三詣り(昇殿参拝)のご案内
・受付は8時~15時半(戌の日は16時まで)です。
・予約はできません。当日お申込みの時点で、一番早い昇殿時間をご案内致します
・昇殿されるご家族様が全員境内におそろいになられてから、お申込み下さい。
・人数は大人6名様まで可能です。(お子様は人数に制限はございません) 
・お子様の年齢は、数え年、満年齢どちらでもかまいません。
・七五三詣りと初宮詣りは一緒に行います。
・待合室内に着替の場所はございませんのでご了承ください。