2017年1月15日日曜日

小正月

平成29年丁酉年が明け、早半月が経ちました。遅くなりましたが本年初めての“みすゞブログ”更新です。
さて、1月7日までを松の内といいますが、古くは1月15日までとされていました。
一年の最初の満月を正月のはじまりとしていた名残から、この時期を「小正月」と呼ぶようになったといわれています。これは元々、満月である15日が月の始まりとする考えに由来します。

              ※社殿前には水引で作られた松飾りと干支の置物をお飾りしています

小正月には各地で様々な行事が行われます。平安時代に宮中で行われていた「左義長」が起源の「どんど焼き」は、1月1日にお迎えした歳神様を送る行事とされ、門松や正月飾りや古いお札のお焚き上げを行います。そして、この火で焙ったお餅を食べると、風邪をひかずに健康に過ごすことができ、また書き初めで書いたものを火にくべると字が上達するともいわれ、今日も受け継がれている行事です。
本年も日本の伝統・文化をはじめ私たち巫女の活動等を発信して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。寒い日が続きますが、皆様お体に気をつけてお過ごし下さいませ。