今回は奉職2年目である私が初めて参加した「帯プロジェクト」についてお話し致します。
「帯プロジェクト」とは、お母様方のお腹を支えていた「御子守帯」で出産後生まれたお子様の小物や服などを作っていただく取り組みです。これは東日本大震災をうけて‘ものの大切さ’‘ありがたさ’を改めて実感し、当社の女子神職や巫女が中心となり行っております。色々なかたちの作品は現在、待合室に展示しております。
お裁縫が苦手な私ですが、ハンカチを縫いあげることができ、待合室に展示させていただきました。心を込め手間暇かけて作ったものは、何にも代え難い大切な我が子への贈り物となるのではないでしょうか。
帯がかたちを変えて、生まれてきた赤ちゃんを守りつないでくれる「帯プロジェクト」。このような取り組みが広がりをみせ、現在ではブログ等でご自身の作品等を掲載している方もいらっしゃいます。皆様も是非お使いになった「御子守帯」で、生まれてきた我が子に世界で一つの贈り物を作ってみませんか。