茶の道

稽古とは　一より習ひ　十を知り　十よりかへる　もとのその一

これは茶人千利休の言葉です。
“稽古とは一度習い得ただけで自分に満足してしまっては成長はそこで止まる。何度も稽古を重ねていけばその深い部分まで見えてくるものである”という教えです。
利休は茶の道を通じて精神性を見い出し、その道を説いていきました。この言葉は茶道だけでなく現代の日常生活にも通じる教訓と言えますね。

私たち巫女も茶道のお稽古をしており、来る５月５日例大祭当日に野点を行います。
皆さまに日々のお稽古の成果をお披露目し、日本の伝統文化である茶道を身近に感じていただけるよい機会になればと思います。
お抹茶の香り漂う心穏やかなひとときを過ごされてみてはいかがでしょうか。
【野点のご案内】
時間■午前９時頃（祭典開始１５分前までに一旦終了、祭典終了後再開）～午後３時頃まで
場所■待合室
お茶券■５００円