今年も残すところあとわずかとなりましたね。
さて、今回はお食い初めについてお話いたします。
赤ちゃんの健やかな成長、そして生涯食べものに困らないようにとの願いを込めて、生後百日目頃に行うのがお食い初めです。
長寿にあやかり、親戚を招いて年長者が赤ちゃんに食べさせる風習もあります。
赤は高貴な色といわれていたので、男の子は朱塗りの椀、気品あふれるようにとの想いが込められて、女の子は黒塗りの椀、とされていました。
現在でも古来の伝統に則って色を選ぶ方が多くいらっしゃいます。
どんな時代でも親にとっては子供は宝であるからこそ、こうして今も子供の成長を祝う節目として大切にされてきたのかもしれませんね。
当社でもお食い初めに使う「すくすく御膳」をおわけしておりますので、お参りの際はご覧になってみて下さい。