2014年3月15日土曜日

「几帳面」の由来

まだ寒さは残るものの、春めいた日差しを感じられる頃となりました。
さて、今回は「几帳」についてお話ししたいと思います。
古くは平安時代に部屋の間仕切りや装飾として、主に貴族や上流階級で使われていました。
現在は神社などで使われています。
実は、「几帳面」という言葉はこの「几帳」からきているという説があります。
これは当社の社殿にある几帳です。
細部まで細工が施されていることから、きちんとしているさまを「几帳面」と言うようになりました。
普段、何気なく使っている言葉の中にも日本の伝統や歴史が垣間見えます。
何かの機会に調べてみるのも面白いかもしれませんね。