2014年4月1日火曜日

桜の歌

東京にも桜が咲き、花便りがにぎやかな季節となりました。
さて、今回はそんな春にちなんだ和歌を一首ご紹介します。
敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花           本居宣長
歌意:大和心とは、朝日に照らされ咲き誇る山桜のようである
この和歌は時代の流れにおいて色々な解釈や想いを寄せる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、古くから日本人に親しまれ春を象徴した桜を純粋に愛でる感性は、年月を重ねても
私たちの心に咲き続ける日本人の美しい精神の一つではないでしょうか。