新型コロナウィルス感染拡大の中、昨年10月に公開された映画では、人を喰らう鬼たちと戦う若者たち、そして家族愛が描かれ、大ヒットしていますね。
「鬼」とは、得体の知れぬ人ならざる者、人の世界を侵してくる邪悪なもの。平安時代の大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)や、能楽の題材にあるように嫉妬や憎しみから「鬼」になってしまう人の姿など、「鬼」には時代により様々なイメージがあるようです。
さて、「鬼」といえば節分。令和3年の節分の日は2月2日です。節分って2月3日なのでは?そう思われる方も多いのではないでしょうか?
節分は立春の前日のことをいいますが、立春は二十四節気という太陽の動きをもとにした季節の指標の一つです。365日は24で割り切れないことからもわかるように誤差がでるため、日付は固定ではないのです。令和3年の立春は2月3日と計算予測されていますので、前日の2月2日が節分となります。節分の日が移動するのは37年ぶり、2月2日になるのは124年ぶりだそうです。※写真(左)は、NPO法人カタリバ代表の今村氏
緊急事態宣言下ですので、当社では節分祭恒例の豆まき行事は実施致しませんが、境内にて、義援金いただいた方へ、福豆をおわけしております。義援金は、NPO法人カタリバへ寄付し、子供たちの教育や食事支援にあてさせていただきます。
心身の邪気を祓い、よい一年をお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。