2018年1月15日月曜日

寒中お見舞い申し上げます。

寒い日が続いております。各地で例年に比べ低い気温や大雪に見舞われているようです。
さて、来週20日は二十四節気の大寒(だいかん)に当たります。
小寒から大寒までの15日間、そして大寒から立春までの15日間、この30日間は「寒の内」といい、一年で最も寒い時期です。
日本では古くより、一年を二十四の時期に分けて、15日ごとにその時期の天候や気温などの移り変わりを把握できるよう暦に記し、主に農作業における指針としていました。
大寒は寒の内の真中にあたり、神社やお寺では寒中禊や水垢離が行われたり、武道では寒稽古が行われたりします。
また、気温の低いこの時期に汲んだ水は「寒の水」といわれ、雑菌が少なく体によいといわれています。味噌や醤油、酒などの仕込みを始める時期でもあり、やはり寒の水を使うと美味しいものができ、腐りにくいといわれます。

風邪やインフルエンザの流行る時期ですので、皆様十分お気を付けてお過ごしください。