境内の子宝いぬは、周囲を取り巻く十二支のうち自分の干支を撫でると安産・子授け・無事成長など様々な御神徳を授かるといわれております。 また、多産でお産が軽い犬にあやかるということで、戌の日にはご妊婦様やそのご家族様で境内は大変賑わいます。
さて、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)の１２の動物（辰＝龍のみ想像上の動物）が１２年で一巡りする干支は、年だけではなく月・日・時間、さらに方位や季節を現すものとして、中国より伝わったといわれています。 例えば、本日２９年４月１５日をこの干支で表すと、年は丁酉(ひのととり)・月は甲辰(きのえたつ)・日は壬申(みずのえさる)です。今日は申の日で、明日１６日は酉、そして明後日１７日が戌の日となります。
来年、水天宮は江戸鎮座二百年を迎えますのと同時に戌年です。戌年・戌月・戌の日が重なる日は昔から「大戌」と呼ばれ、大変縁起の良い日とされます。
＜ミニ知識!!＞
干支はアジア各国に伝わり、十二支に日本とは違う動物があてられている国もあります。面白いですね。
亥 日本（イノシシ）中国（ブタ）
卯 日本（ウサギ） タイ・ベトナム（ネコ）
未 日本（ヒツジ） タイ（ヤギ）
丑 日本（ウシ） ベトナム（スイギュウ）