この度水天宮は、一般財団法人Classic for Japan「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトに賛同し、東日本大震災の復興を祈り、4月15日午前11時より境内にて奉納演奏を行うこととなりました。
被災地復興への想いをつなげ、海外でご活躍のヴァイオリ二スト廣田真希様そして、特別ゲストとしてギタリストの荘村清志様、ピアニストの多賀ひとみ様をお迎えし演奏していただきます。また、当日は、Classic for Japan代表理事でヴァイオリン製作者でもある中澤宗幸様にもお越しいただき、思いや経緯についてお話しいただきます。
☆ヴァイオリニスト 廣田真希プロフィール
1994年、スイス・チューリッヒ生まれ。2005年、チューリッヒ音楽大学に、全審査員満票のもと最年少で入学、同年、スイスジュニアコンクールソロ部門全国大会第二位、特別賞受賞。2007年、スイスジュニアコンクール室内 楽部門全国大会第一位、特別賞受賞。2009年、チューリッヒ・Villa Grunholzerにて、デビューリサイタルを開催。 2012年、当時のスイス連邦大統領、ウエリ・マウレル氏同席のコンサートにソリストとして招かれ演奏し、称賛を受ける。2012年、オーストリア国立グラーツ音楽大学にて、シルヴィア・マルコヴィッチ教授に師事、2016年2月に最高点で卒業。同年、ドイツのロベルト・シューマン大学デュッセルドルフに入学。チューリッヒ及び東京で演奏多数。
廣田様が奏でるヴァイオリンは、東日本大震災で発生した津波の流木からつくられ、重要な役割を担う魂柱には岩手県陸前高田市「奇跡の一本松」の木片が用いられております。また、裏面には一本松の姿が描かれ、生まれ変わった“TSUNAMI ヴァイオリン”です。
“祈りと共に響きあう音色”と共にヴァイオリンが多くの演奏家たちの手に渡り、弾き継がれ、皆様の心へ届くことを願っています。当日は、どなた様でもご自由にご鑑賞いただけますので、是非お越し下さい。
☆「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトとは…
東日本大震災での追悼の想いと復興への願いを音色に乗せ、“TSUNAMI VIOLIN”を千人のヴァイオリニストが、リレーのように弾き継いでいく一般財団法人 Classic for Japanのプロジェクトです。