2016年10月15日土曜日

神社と結び


 様々なこと取り組むには最適なこの季節。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今、たち巫女の間で話題となっていのは記録的に大ヒットしている映画と共に、 
の作品の中にでてくる「神社」「結び」についてです。

この作品では、映像美の素晴らしさはさる事ながら、「神」「人」・「時間」・「命」のつながり、日本の伝統工芸である組紐等を通じて、「むすび」巧みに表現されております。
神道において「むすび」は、「産霊」「魂」等と表記され、「カミムスヒ」、「タカミムスヒ」の神様としてあらゆるものを生み出す力をもってらっしゃいます。 


現在、私たちは、糸と糸とが織なった組紐を使い 、様々な伝統結びを学んでます。結び目には神が宿ると云われ、結び方や結びの意味合いは時代により目印、鍵、装飾美として変化しつつ、重要な役割を果たしてきたことを知りました。まさに日本の心を表す文化として現代に受け継がれてきたのです。

長いときをへてたくさんの意味をもつ「むすび」。この言葉にこめられた思いを学び、皆と意見をかわすいい機会となりました。

~造化三神を知ろう~
古事記によりますと、天地の最初に現れたのが当社のご祭神でもある「御中主神(アメノミナカヌシノカミ) 」です。そして次に神産巣日神(カミムスヒノカミ)」、「高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)」が生命力の象徴として生れ出でます。この三柱を、造化三神と言います。