2016年8月15日月曜日

いのちのつながり

暦の上では秋ですが、全国的に大変な猛暑が続いております。この時期は親戚一同が集まって、ご先祖様への感謝と祈りを捧げるお盆の季節です。
お盆は元々、旧暦7月15日の中元節に行う習わしでした。東京では新暦の7月に、他の地域ではひと月遅れの8月15日前後に行われ、この時期には多くの方が帰省していますね。
日本古来の祖先崇拝の風習と仏教でいう法事が習合して今日のようなかたちになり、盆踊り・花火大会・灯篭(精霊)流しなど、祖先のみたまを慰めるための行事が行われるようになりました。

今日8月15日は、71回目の終戦の日です。全国各地で、戦争で亡くなられた方々を偲ぶ行事が行われています。
私たちが今こうして生きているのは、父母はもちろん、そのまた祖父母、曾祖父母と連綿に続いているからです。そしてお国の為にいのちを捧げた方々のおかげで、今日の平和な日本があります。今の暮らしのありがたさを実感すると共に、祖先への感謝を忘れず次代に繋げていきたいですね。