2015年9月1日火曜日

壮麗な姿

去る8月18日、新社殿の屋根に千木と鰹木が上がりました。
屋根の両端部分の木材2本が交差しているものを「千木(ちぎ)」、その千木の間に並んでいる丸太状の木材が「鰹木(かつおぎ)」です。どちらも元々、日本古来の住居において、屋根を支えるための構造だったものが様式化されたものと云われています。(諸説あります。)

また、屋根の所々に施された金色の金具は「錺金具(かざりかなぐ)」と呼ばれ、古くから日本の伝統工芸として社寺等の建物や調度品に使われています。現代に受け継がれる素晴らしい匠の技を間近に見ることができるのは、とても貴重な経験だと思います。

9月に入り造営工事中の社殿を囲っていた覆いも少しずつ取れ、道路沿いより社殿の姿を望むことができます。近隣にお越しの際は是非、目を向けて見て下さい。