2015年6月1日月曜日

上棟祭

さわやかな風がそよぐ中、5月の27日に新社殿の上棟祭が斎行されました。
上棟祭とは、建物の柱や棟・梁などの骨組みが完成し、屋根の一番高いところの棟木を組み上げる際に行われる建築儀礼のひとつです。
建築業の神様と建物の神様、そしてその地域の神様である産土大神様に、棟上げまでの工事が無事完了したことへの感謝の気持ちをご奉告し、竣工後も建物が末永く安全であるようにと祈願します。
私たち巫女も五円玉に紅白の水引を通したものを奉製し、厄を払う意味で行われる「散銭散餅之儀(さんせんさんぺいのぎ)」で紅白の餅と共に撒かれました。
来春には新社殿が竣工致します。
来る平成三十年には江戸遷座二百周年を迎え、水天宮の長い歴史の節目の新たな一歩を前に、新社殿にてより多くの方々をお迎えできることを心待ちにしております。