梅の花もほころび始め、春の訪れを感じるようになりましたね。
さて、今回は「春分の日」についてお話ししたいと思います。
「春分の日」は現在では「自然をたたえ、いつくしむ日」として祝日になっていますが、元々は天皇家のご先祖様を祀る明治時代に定められた「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」という祭日が始まりといわれています。また、春分の日に春の到来を祝い、ご先祖様に感謝してお祭りをする風習の残る地域もあるそうです。
季節の節目には様々な行事や祭りが行われますが、その中で私達の祖先は自然の恵みや祖先に感謝の気持ちを表してきました。
私達もこうした機会に自然に目を向け、先祖を敬うこころを大事にしていきたいですね。