松の内を過ぎ、寒さも一段と厳しくなってまいりましたね。
お正月、新年を祝う行事には古からの習わしが数多く残っています。
今回は、その中からお祝いの席に欠かせないお屠蘇についてお話致します。
水天宮では元旦に職員全員、ご神前にていただきます
お屠蘇とは一年の無病息災を願ってお正月に飲む薬酒の一つで、桔梗や山椒などの薬草を酒やみりんに浸して作ります。漢方にも使われる生薬が入っており、胃腸の働きを助けたり、風邪の予防にも効果があると言われています。おせち料理など、何かとごちそうを食べる機会が多いお正月にお屠蘇を頂くことで、疲れた胃を休めるという昔の人の生活の知恵でもあったのですね。
皆さまも、一年の健康を願ってご家族で召し上がってみてはいかがでしょうか。