2014年9月2日火曜日

中秋の名月

 厳しい暑さも少しずつ和らぎ、秋の訪れを感じるようになりました。
今回は“中秋の名月”についてのお話です。
“十五夜”とも呼ばれ、すすきやお団子をお供えしてお月見を楽しむご家庭も多いのではないでしょうか。中秋とは
字のごとく、秋の真ん中)という意味で、旧暦の8月15日にあたり、今年は9月8日が”中秋の名月”となります
諸説ありますが、この時期は最も空気が澄み、月がきれいに見えるので、お月見をするようになったとも言われています。
また、かつては月の満ち欠けによって定めらた旧暦により農事が行われていたたことから、秋の収穫を祝う祭りでもありました。月へ祈りと感謝の意を込め、収穫した作物や月に見立てたお団子をお供えしました。この時期に収穫される芋をお供えする風習があり“芋名月”とも呼ばれていました。
自然の恵みへの感謝と共に月を愛でてみてはいかがでしょうか。