2019年5月1日水曜日

祝 令和元年

本日より令和元年が始まりました。
皆様も新たな時代の幕開けを感じているのではないでしょうか。
さて、元号とはその国独自の年の数え方で、日本では皇位が継承されると新しく制定されます。近世以前には大災害が起きた場合に元号を改めて立て直しをはかったり、逆に良いことがあったりした時に「改元」が行われていましたが、明治時代になると、天皇一世の在位期間に一つの元号という制度、「一世一元の制」が定められ、在位中に元号を変更することはなくなりました。
645年に大化が最初の元号として定められ、現在の令和に至ります。世界のなかでも日本でのみこの伝統が受け継がれているのは、まさに天皇と国民が敬愛と信頼でつながっているこの国のあり方を表していますね。
※本日より頒布しております新帝陛下御即位記念朱印と社報です 

万葉集からとられた「令和」には“人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ”という意味が含まれているそうです。
私たちも、伝統文化の継承や昔の人々が大切にしてきた想いを次の世代に繋げていけるよう、日々、神明奉仕に励んでいきたいと思います。