さて、今回は古今和歌集より大晦日に詠まれた一首をご紹介致します。
昨日と言ひ 今日と暮らして 飛鳥川 流れてはやき 月日なりけり 春道列樹(はるみちのつらき)
(意味:昨日といい、今日といって日々暮らしているうちに、明日にはもう年が明けてしまう。まるで飛鳥川の流れが速いように、月日がたつのも早いものだ。)
年末に一年を振り返り、月日の流れの早さを感じるのは、昔の人々も現代の私たちも変わらないのかもしれません。
着々とお正月の準備を行っております。
仮宮に遷って約三年ですが、来春には新社殿竣工の運びとなります。新社殿移転に向け、職員一同 神明奉仕に励んで参ります。どうぞ皆様、よいお年をお迎えください。