2012年11月20日火曜日

「神饌」について

寒さが厳しくなって参りましたね。皆様、如何お過ごしでしょうか。

今回は、「神饌(しんせん)」についてお話いたします。「神鐉」と聞いて、一体なんだろうと思った方は多いかと思います。私も神社に奉仕していなければ、知ることはなかったと思います。
神鐉とは、神様に献上するお食事のことです。
今回は、特別に”神鐉の準備”をご紹介します。
 
神様に喜んでいただく為、四季折々 旬の食べ物をお供えしております。また、見た目も大切で、素材の個性を引き立たせていくことも”神職の技”の見せどころです。

この神鐉を見るには、来る11月23日 新嘗祭のなかでの「献鐉(けんせん)の儀」です。そこでは、より多くの神鐉を見ることができます。大祭の他、月次祭(1日・5日・15日)・戌の日にお供えしておりますので、是非、ご昇殿の際にご覧いただければと思います。